2014年5月23日金曜日

アルミ缶で作るアルコールストーブ(本体作成編)

 アルミ缶製のアルコールストーブの作り方。
 アルミ缶を2つ使って作るものとかも紹介されているが、一番簡単に作れて、アルミ缶アルコールストーブではおそらく最軽量であろうアルコールストーブを紹介する(なお、アルミ缶の底部分を2つ使用している上記のものに比べ、上部の渕が貧弱なだけあって強度は圧倒的に劣る。)。

<材料及び必要な道具>
 必要なものはたったの4つ。

 まず、材料となるアルミ缶(200ml)。今回はたまたま家にあった生協のジンジャーエールの缶。このサイズのアルミ缶はダイソーやスーパーの特売なんかでよく見る。別に350mlの缶でも良さそうだけど、外径が大きく強度的に不安なのと、使えるクッカーが限定されたり、炎がより外側に出るだけに熱効率が下がりそうなので、200mlくらいがいい気がする(この辺は想像で、試したわけではない。)。
 次に、アルミ缶を切断するのに使用するカッターナイフの刃。
 さらに、写真にはないが、カッターナイフの刃を固定するために必要な適当な厚みの本。任意の厚みにカッターナイフの刃を挟みマスキングテープで貼り付ける。ちなみにある程度厚めの紙を使っている本がよい。手元にあった判例六法を使用したところ、紙が破けてカッターナイフの刃がずれた。
 最後に、燃焼口を作るのに使用する一穴パンチ。ダイソーで購入。


<作成方法>
 まず、ベタベタしていたら気持ち悪いのでアルミ缶をさっと洗う。
 次に、アルミ缶の切断。ある程度の厚みをもった本にカッターナイフの刃を挟み込み、これをマスキングテープで固定する。どれくらいの高さに挟み込むかは、作成したいアルコールストーブの高さによって適用に変える。本からはみ出る刃の長さは2センチくらいでよい。はみ出る部分が長いと刃がしなり、切断される高さにずれが出て綺麗に切れないため。切断はアルミ缶を刃に押し付けながら回すことによって行う。この時点での刃がアルミ缶を貫通する必要はなく、外周全部にある程度の切れ込みが入れば足りる。切れ込みが入った段階で、アルミ缶に跡が付かない程度に優しくペコペコと何回も何回も握る。そうすると、金属疲労なのかなんなのか分からないが、切れ込みに沿ってアルミ缶に切れ目が生じる。あとはペコペコやる場所をずらして行くと、切れ込みに沿ってアルミ缶が切断される。
 


 最後に、一穴パンチで適当に穴を空けて完成。
 特に穴の位置にこだわりを持っているわけではない。なので、すごく適当に空けている。この辺を研究されたい方はどんどんやっちゃって下さい。



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