スリル満点の歩きが延々と楽しめる下の廊下と水平歩道の記録。
扇沢〜黒部ダム〜阿曽原温泉小屋〜欅平。
ほぼ、アップダウンはなし。延々と崖沿いの道を歩くのみ。たまに大人のジャングルジム、素堀りのトンネル、発電設備などが歩ける。
通行可能なのは例年9月〜10月くらい。通行可能時期は毎年異なるので阿曽原温泉小屋などに問い合わせること。
高所恐怖症でなく通常の運動神経であればまず落ちないので特別な技術は要らない。しかし、落ちて死なないところがほとんどないので、一見危なくなさそうなところでもそれなりの緊張感を。それなりに長丁場であり、ゆっくり休めるところは少ないので体力はそれなりに要る。一人で行くと落ちても見つからないと思われるので複数人で行くことをオススメする。
歩く前に、高熱隧道
なんかを読んでおくと感慨深いものがあるし、阿曽原小屋に泊まるときに幽霊を見られるかも知れない。
(一日目)扇沢ー黒部ダムー阿曽原温泉小屋
さわやか信州号というバスで新宿駅から扇沢まで。4列シートの隣に屈強な兄ちゃんが居たのでさわやかさは微塵もなく、とても辛かった。新宿駅で見かけた女性が同じ帽子を被っていたが、その後欅平か宇奈月温泉で再会して同じ帽子であることを確認し合い、ついでに山岳会の勧誘を受けた。彼女たちは剱岳だったそうな。そんだけなんだけれど、旅のこういうところっていいよね。
夜明け前に扇沢に到着 。扇沢からトローリーバスに乗って黒部ダムまで。
バスから降りてダムの高さの分だけ下ったら、黒部ダムの放水を眺めつつスタート。
しばらく川沿いの道を進むと、いつの間にかいい感じになってくる。
断崖絶壁に異様にわくわくしたことを覚えている。
断崖絶壁のアスレチックは中々楽しい。
阿曽原温泉小屋の温泉は素晴らしかった。温泉入ってテントでだらだらしていたら、湯あたりで体調を崩したおじさんを助けてくれとの要請。おじさんは肩を借りて運ばれていく道中、ずっと「あー情けない」とこぼしていた。これに対する救出チームのおじさんの一言、「これも山だー!」。フォローなのかなんなのか、なんとも適当なまとめに感動し、今後何かの際には愛用させて頂くことにした。
テントは愛用のプロモンテVL24。軽くて良いよ。ださいけど。
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